アノマリー投資

【徹底検証】ニュージーランドドル アノマリー 確率90%超え トレード方法公開!

こんにちは!ミアキです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます(^^)

さて、今回はアノマリー投資解説の第3段「ニュージーランドドル12月アノマリー」について解説したいと思います!

では、まずは言葉の説明をさせていただきます!

アノマリーとは

明確な根拠はないものの、実際によく当たるとされる経験則のことで、
ある条件下では相場が上昇、または下降するなど、一定以上の確率で起こる現象のことを指します。
また、理論的根拠のあるものもあります。



例えば、特定の曜日はなぜか為替が下落する傾向にあったり、ある月は大きく為替が上昇したりとさまざまなアノマリーがあり、
中には「サザエさん」のようなアニメが関係しているものまであるみたいです(笑)


さて本題ですが、ニュージーランドドルのアノマリーって何でしょうか?


ズバリ、牛です!!!


え!?ぼくですか??



そうです、ウシくんあなたです!
ニュージーランドドルのアノマリーは根拠があるものでして
牛=乳製品での貿易によってNZドルの価格が高騰するといった内容になります。

この高騰の背景にはニュージーランドのお国柄が関わってますので
まずはニュージーランドという国の特徴を説明しながら、NZドルのアノマリー投資について解説していきます!

過去10年分検証した結果、90%を超える確率でNZドルの高騰が見られたので是非最後まで見ていってください(^^)


目次

ニュージーランドの特徴

■ニュージーランドの特徴
・ニュージーランドは貿易依存が高くGDPの約70%を占めている
・原油や鉱物などの資源は産出せず、酪農業が全輸出の3割を占めている
・輸出先はオーストラリア、中国が大半


つまりNZドルは金や原油よりも、乳製品などの農産物価格の影響をより受けやすいということです。
しかも貿易依存が高い国ですので貿易収支によってNZドルの価格が変動することになります。


さすが酪農王国ですね!!

乳製品がNZドルの価格に影響するのは分かったけど、なんで12月なの??


それは気候と牛のライフサイクルに関係しているからですね!

ざっとまとめるとこんな感じです。

・牛は春にお乳を蓄える = 生乳の生産量は春が最も多い
・ニュージーランドは日本と一緒で四季がある
・ニュージーランドの春 = 9月~11月


つまり、9月~11月で生乳を生産しながら加工し12月に貿易で輸出する。
そこで生まれた外貨を売ってNZドルを買うためNZドルが高騰するという仕組みになってます!


尚、ニュージーランドにおける生乳の月別生産量は、
8月より急激に増加し、 10~12月にピーク、 その後減少し5月で1シーズンが終了。6月、7月は限りなくゼロです。

なるほど!だから12月にNZドルが高騰しやすいんですね!


そうですね!(君はウシなのに何も知らないのかね・・・)

さて、これで仕組みが分かったと思いますので、実際のNZドルのトレード方法について次で解説をしていきます。

NZドルアノマリーのトレード方法を検証

ここでは、12月のNZドルの高騰と相性の良い通貨ペアを探し最適なトレード方法について分析します。

まずは、過去10年間の主要通貨とNZドルの組み合わせ+お隣のオーストラリアドルを含めた5通貨のチャートの分析結果をご覧ください。


上記を見ると主要通貨×NZドルは偏りがないですが、豪ドル×NZドルはかなり偏りがあるのが分かります。

これは上記のニュージーランドの特徴で説明した通り、ニュージーランドの貿易先のメインがオーストラリアになるからです。


そこで今回の12月NZドル高騰を利用したトレード方法はAUD/NZDに着目し各年の実績を見ながら分析したいと思います!


<補足>
2020年12月のAUD/NZDが陽線=NZドル安になっておりますが、これはコロナ禍の影響によるものです。
コロナの影響により輸出がこれまでに比べ大きく減少しNZドルの高騰に至らなかった。

NZドルアノマリーのトレード実績

それでは、豪ドル×NZドルについて分析してみます。

過去10年間のうち90%はNZドルが高騰し陰線を形成しています。

このアノマリーを利用しできるだけテクニカル分析が不要な方法について以下の通り定義しました。

トレード方法

・通貨ペアはAUD/NZD
・12月第1営業日にショートエントリー
・12月末に利確


その結果以下の通りとなりました。


「始値 ー 終値」を見ると、どれも大きくpipsをとれていることが分かります!

 → つまり、12月第1営業日にエントリー、月末利確でも全く問題ないことが分かります。

さらに、「始値 ー 最安値」を見ると、さらに大きくpipsがとれていますね!

 →当たり前ですが、月末まで待たなくとも大きく下げたタイミングで利確すればより良い結果になるということです。


いかがでしたでしょうか?

無理にテクニカル分析を使わなくとも、決まったタイミングでエントリー/決済するだけ
大きな収益が確保できるのはかなり魅力的ですね。

是非、皆さまも試してみてください!

まとめ


NZドル12月アノマリー投資方法のまとめ

トレード方法

・通貨ペアはAUD/NZD
・12月第1営業日にショートエントリー
・12月末に利確
・もちろん月末待たなくとも利確しても問題なし


他にも以下のアノマリー投資についてまとめております。
興味ある方はぜひご覧ください。

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